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  • 自律神経について
    • 2019/04/28
    • 野口鍼灸整骨院の日常
    今月に入って「原因がよくわからないけど何故か体の調子が良くない」とおっしって来院される患者さんが増えています。
    4月になり環境が変わり、緊張やストレスのせいだけでなく気候不順などの影響で自律神経が乱れているのが原因として考えられます。
    自律神経が乱れる原因としてストレスや不眠症それと気候不順などがあげられます。
    自律神経は、内臓の動きや代謝、体温調節などの機能をコントロールするために、自分の意思とは関係なく24時間働き続けています。
    昼間や活動しているときに活発に働く交感神経と、睡眠中やリラックスしているときに活発に働く副交感神経の2種類があります。
    ストレスを強く感じると交感神経が過剰に働き過ぎて心と体をやすませる副交感神経とのバランスが崩れ体調不良を引き起こします。
    気候不順や寒暖の差が激しくても同じようなことが起こります。特に1日に10℃以上の温度差があると体温調節機能がうまく働かなくなり自律神経が乱れやすくなります。自律神経が乱れるとホルモンバランスが崩れ体の修復機能が低下します。この時期に寝違えやぎっくり腰などが多いのはこのような理由が原因と考えられます。これから梅雨にかけて寒暖差が激しい時期が続きます。面倒でも手軽に持ち歩ける上着やスカーフなどを持ち歩きましょう。
    自律神経のバランスを整えるには交感神経の働きを弱め副交感神経の作用を強くすることが大切です。方法としては生活習慣の見直しや規則正しい生活を送れば生体リズムが整うと言われています。乳製品や小松菜などカルシウムを含んだ食品には神経の興奮を抑える働きがあり、ビタミンcを含むパプリカや柑橘類もストレス対策におすすめです。他に、ハリ治療には副交感神経の作用を強くする効果があります。マッサージや施術を受けリラックスするのも効果的でしょう。
    生活する上で、様々なストレスは避けては通れません。お気に入りのリラックス方法やストレスの発散方法を見つけるなどして、快適な日常生活を送ることができればいいですね。

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